笛吹けど踊らず
( ふえふけどおどらず )

「笛吹けど踊らず」の意味

一生懸命に誘っても、誰も乗ってこないということ。

「笛吹けど踊らず」の使い方

友達を遊びに誘ったけれど、みんな忙しいと言って来なかったので、まさに「笛吹けど踊らず」だと思った。

小学生に理解できる「笛吹けど踊らず」を使った物語

昔々、ある小さな村に、笛を吹くのが大好きな少年がいました。彼の笛の音色は、まるで春の風のように優しく、村の人々はその音を聞くと心がウキウキしてきました。少年は村の広場で毎日笛を吹き、皆に踊ってほしいと願っていました。しかし、なぜか誰も来てくれませんでした。

ある日、少年は思い切って大きな声で呼びかけました。「みんな、僕の笛の音を聞いて!一緒に踊ろう!」すると、村の人々は窓から顔を出しましたが、誰も踊りに出てきません。少年は少し悲しくなりましたが、まだあきらめずに、さらに美しいメロディを奏でました。

日に日に少年の笛の音色は上手になり、村の人たちも徐々に耳を傾けるようになりました。しかし、踊る人は一人も現れません。少年は自分の音楽が好きなことを知っているけれど、聴く人がいなければ意味がないことに気づきました。彼はついに、笛を吹くことが楽しみである一方で、誰かと共有したいという思いが強いことを理解しました。

最後に、少年は笛を置いて、広場の真ん中に立ちました。そして、村の人々に自分の気持ちを伝えました。「僕はみんなと一緒に楽しみたいんだ!もしよかったら、ぜひ来て踊ってほしい!」その言葉を聞いた人々は、彼の真剣さに心を動かされ、広場に集まりました。こうして、少年の笛の音色はみんなの笑い声と共に響き渡り、村は楽しい踊りの場となったのでした。

慣用句 学習用問題