下手の考え休むに似たり
(へたのかんがえやすむににたり)

「下手の考え休むに似たり」の意味

よい考えも浮かばないのに長く考えるのは、休んでいるのと同じでむだなこと。

「下手の考え休むに似たり」の使い方

一時間悩んでも一行も書けない。下手の考え休むに似たりだから、先生に相談しよう。

小学生に理解できる「下手の考え休むに似たり」を使った物語

日曜日、ショウは算数の宿題に取り組んでいました。ところが、最後の一問だけが、どうしても解けません。

ショウは、ノートをじっと見つめたまま、一時間も考え続けました。けれど、いい考えはまったく浮かんできません。ただ、時間だけが過ぎていきました。

そこへ、お兄さんがやってきて言いました。「ずっと同じページを見ているけど、何か書けた?」。ショウが首を横にふると、お兄さんは笑いました。

「下手の考え休むに似たりって言うよ。考えが浮かばないのに、長く考えていても、休んでいるのと同じだ。教科書の例題を見直してみたら?」

ショウは、教科書を開いてみました。すると、よく似た問題の解き方がのっていました。それを見ながら考えると、あんなに悩んでいた問題が、すっと解けたのです。

「一時間も考えていたのが、うそみたいだ」。ショウが言うと、お兄さんは「わからないときは、調べたり、人に聞いたりするのも大事なんだよ」と教えてくれました。

それからショウは、十分考えてわからないときは、教科書を見直すことにしました。下手の考え休むに似たり、と自分に言い聞かせながら。

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