故事成語辞典
一度うまくいったからといって、同じ方法でいつもうまくいくとは限らないこと。
前回当たったヤマはりで柳の下の泥鰌をねらったが、今回はまったく当たらなかった。
運動会の玉入れで、ユウトのクラスは一位になりました。ユウトが、かごのま下に集まって、みんなで一度に投げようと提案したのです。次の年の運動会でも、ユウトは同じ作戦を立てました。「去年はこれで勝てたんだから、今年もだいじょうぶ!」。ところが本番では、ほかのクラスも同じように、かごのま下に集まってきました。玉がぶつかり合って、なかなか入りません。結果は四位でした。がっかりしているユウトに、担任の先生が声をかけました。「柳の下の泥鰌というのを知っているかい。一度、柳の木の下で泥鰌がとれたからといって、いつもそこにいるとはかぎらない、という意味だよ」。ユウトは、はっとしました。去年うまくいったことが、今年もうまくいくとはかぎらないのです。ほかのクラスも、去年の作戦を見て、まねをしていたのでした。次の練習から、ユウトのクラスは、玉を集める係と投げる係に分かれる新しい作戦を考えました。投げる係は、毎日少しずつ練習を重ねました。次の大会で、ユウトのクラスはふたたび一位をとりました。柳の下の泥鰌をねらわずに、新しい工夫をしてよかったと、ユウトは思ったのでした。
運動会の玉入れで、ユウトのクラスは一位になりました。ユウトが、かごのま下に集まって、みんなで一度に投げようと提案したのです。
次の年の運動会でも、ユウトは同じ作戦を立てました。「去年はこれで勝てたんだから、今年もだいじょうぶ!」。
ところが本番では、ほかのクラスも同じように、かごのま下に集まってきました。玉がぶつかり合って、なかなか入りません。結果は四位でした。
がっかりしているユウトに、担任の先生が声をかけました。「柳の下の泥鰌というのを知っているかい。一度、柳の木の下で泥鰌がとれたからといって、いつもそこにいるとはかぎらない、という意味だよ」。
ユウトは、はっとしました。去年うまくいったことが、今年もうまくいくとはかぎらないのです。ほかのクラスも、去年の作戦を見て、まねをしていたのでした。
次の練習から、ユウトのクラスは、玉を集める係と投げる係に分かれる新しい作戦を考えました。投げる係は、毎日少しずつ練習を重ねました。
次の大会で、ユウトのクラスはふたたび一位をとりました。柳の下の泥鰌をねらわずに、新しい工夫をしてよかったと、ユウトは思ったのでした。
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