煙幕を張る ( えんまくをはる )

「煙幕を張る」の意味

相手に自分の本当の気持ちを知られないように、いろいろと工夫をすること、ということ。

「煙幕を張る」の使い方

友達と遊ぶ約束をしていたけれど、実は行きたくない気持ちでいた時、「今日は風邪をひいたから、遊べないよ」と言ったら、まさに「煙幕を張る」だと思った。

小学生に理解できる「煙幕を張る」を使った物語

ある日、小さな町に住むケンは、友達と遊ぶ約束をしていました。しかし、実は今日は宿題がたくさんあって、遊びに行きたくない気持ちでいっぱいでした。そんな時、ケンはどうしようかと考えました。もし正直に「遊びたくない」と言ったら、友達は悲しむだろうし、ケン自身も気まずくなってしまうかもしれません。

そこでケンは、ちょっとした作戦を思いつきました。「そうだ、今日は風邪をひいたって言おう」と。ケンは自分の部屋で、少し声を低くして「今日は遊べない」と電話をかけました。友達はすぐに心配して、「大丈夫?」と聞いてきましたが、ケンは「うん、ただの風邪だから」と答えました。友達は「じゃあ、また今度遊ぼうね」と言って電話を切りました。

ケンは、自分の気持ちを隠すために、まるで煙のように自分の本心を隠してしまったのです。彼は、友達に本当のことを言わずに済んだので、内心ホッとしましたが、少しだけ罪悪感も感じていました。「本当に風邪をひいていたらどうしよう」と不安に思いながらも、宿題に集中しました。

その後、ケンは友達と再び遊ぶ機会が来ました。遊びながら、彼は「いつかは正直に言わないといけないな」と思いました。煙幕を張るのも時には必要だけれど、やっぱり友情には正直が一番大事だと気づいたのです。こうして、ケンは成長していくのでした。

慣用句 学習用問題