隅に置けない(すみにおけない)

「隅に置けない」の意味

思っていたより才能や知識があって、あなどれないこと。

「隅に置けない」の使い方

勉強は苦手だと言っていたのに満点を取るなんて、彼もなかなか隅に置けない。

小学生に理解できる「隅に置けない」を使った物語

ユナのクラスには、いつも静かなタクヤという男の子がいます。休み時間は一人で絵をかいていることが多く、あまり目立ちません。

ある日、クラスで「地域のじまんを紹介する新聞」を作ることになりました。ユナとタクヤは、同じ班になりました。

ユナは、町の古いお寺について調べることにしましたが、なかなか資料が見つかりません。困っていると、タクヤがぽつりと言いました。「あのお寺なら、門の横に古い石碑があるよ。江戸時代に建てられたって書いてあった」。

ユナはおどろきました。タクヤは、休みの日に町を歩いて、いろいろなものを見て回るのが好きなのだそうです。お寺のことだけでなく、町の古い橋や神社のことまで、くわしく知っていました。

「タクヤって、隅に置けないね」。ユナが言うと、タクヤははずかしそうに笑いました。

タクヤの話をもとに、二人はお寺の石碑を見に行き、写真をとって新聞にのせました。新聞は、クラスで一番くわしいとほめられました。

それからユナは、タクヤのことを見る目が変わりました。目立たない人でも、隅に置けない力を持っていることがある。ユナは、人を見た目だけで決めつけないようにしようと思ったのでした。

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