前後を忘れる ( ぜんごをわすれる )

「前後を忘れる」の意味

何かに驚いたり混乱したりして、周りの状況が見えなくなってしまうということ。

「前後を忘れる」の使い方

友達と遊んでいて、突然友達が大きな声で叫ぶのを聞いて、あまりの驚きに何が起こったのか分からなくなって、まさに「前後を忘れる」だと思った。

小学生に理解できる「前後を忘れる」を使った物語

昔々、ある小さな村に住んでいた人々は、静かな日々を送っていました。ところが、ある日、村の外から大きな音が聞こえてきました。その音は、まるで地面が揺れるかのような、ドドドドッという音でした。村人たちは恐る恐る音の方へ近づいてみると、なんと巨大なドラゴンが姿を現しました!その姿はまるで山のように大きく、目が赤く光っていました。

村人たちは驚きで声も出せず、口を開けたまま固まってしまいました。「このドラゴンは何をするつもりなんだろう?」と考える余裕もなく、ただ立ち尽くすばかりです。子どもたちは恐れをなして走り去り、大人たちもどうしていいのか分からず、ただその場で呆然としていました。まさに、前後を忘れてしまったのです。

すると、村の賢者が一歩前に出て、静かに皆に言いました。「恐れることはありません。このドラゴンは私たちを襲うために来たのではなく、実は友達になりたいのです。」村人たちはその言葉を聞いて、少しずつ心を落ち着け始めました。そして、賢者がドラゴンに近づいてその目を見つめると、ドラゴンも優しい目で賢者を見つめ返しました。

こうして、村人たちはドラゴンと友達になることができました。村は平和を取り戻し、皆が笑顔で過ごせるようになりました。しかし、最初にドラゴンを見たときの驚きは、今でも村人たちの心の中に残っています。「前後を忘れる」というとき、それはあまりの驚きや混乱によって、どうすればいいのか分からなくなる様子を表しているのです。だから、何かに驚いたときは、冷静に考えることが大切なのですね。

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