昔々、ある緑豊かな森に、みんなから嫌われているカメが住んでいました。このカメは、他の動物たちが一生懸命集めた食べ物をいつも横取りしていました。特に、ウサギやリスが集めた美味しいナッツや果物を見つけると、すぐにやって来て、自分だけ食べてしまうのです。
ある日、ウサギとリスが仲良く遊びながら、ナッツを集めていると、カメが現れました。「そのナッツ、美味しそうだね!ちょっとよこしてくれない?」とカメは言いました。ウサギとリスはびっくりしました。「どうして私たちが集めたものをあげなきゃいけないの?」と怒りましたが、カメはまったく気にせず、「だって、みんなで分け合うのが楽しいじゃないか!」と厚かましく答えました。
ウサギとリスは困ってしまい、他の動物たちに相談することにしました。みんなカメの厚かましさに呆れ、どうにかしようと話し合いました。そこで、みんなで計画を立て、次の日、カメが来たときに一緒に食べるふりをして、実は自分たちが集めた食べ物を隠しておくことにしました。
次の日、カメがやってくると、ウサギたちは「一緒に食べようよ!」と誘いました。カメは大喜びで仲間に加わりましたが、実際にはウサギたちは何もあげず、カメだけが空っぽの皿を前にして、恥ずかしい思いをすることになりました。こうして、カメは自分の厚かましさがどれほど他の動物たちを困らせているかを知ることになったのです。