手が出ない(てがでない)

「手が出ない」の意味

①自分の力では、どうすることもできないこと。②値段が高くて、買えないこと。

「手が出ない」の使い方

欲しいゲーム機は高すぎて、とても手が出ない。

小学生に理解できる「手が出ない」を使った物語

ソウタは、夏休みに家族で旅行に行ったとき、空港のおみやげ屋さんで、大きな飛行機の模型を見つけました。本物そっくりで、つばさの先まで細かく作られています。

「これ、ほしい!」。ソウタは目をかがやかせましたが、値札を見ておどろきました。二万円と書いてあったのです。

「これは、ちょっと手が出ないなあ」。お父さんが苦笑いしながら言いました。ソウタのおこづかいでも、とても手が出ない値段です。

ソウタはがっかりしましたが、近くに、小さな紙の飛行機キットが売られているのを見つけました。こちらは五百円で、自分で組み立てるものです。

「これなら、ぼくのおこづかいで買えるよ」。ソウタは、紙の飛行機キットを買いました。

旅行から帰ると、ソウタは毎日少しずつ、キットを組み立てました。細かい部品をのりでつけるのはむずかしく、何度も失敗しましたが、一週間後にはみごとに完成しました。

二万円の模型には手が出なかったけれど、自分で作った飛行機は、世界に一つしかない宝物です。ソウタは、完成した飛行機を、つくえの上にかざって、毎日ながめているのでした。

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