故事成語辞典
ひどすぎて、どうすることもできない様子。
弟の部屋は散らかりすぎて、手がつけられない。
ある雨の日曜日、リクの弟のハルは、朝からずっとむずかっていました。外で遊べないのがつまらないらしく、おもちゃを投げたり、大きな声で泣いたりしています。お母さんが「絵本を読もうか」と言っても、首をふるばかり。お父さんが「ブロックで遊ぼう」とさそっても、ブロックをばらばらにしてしまいます。「今日のハルは、手がつけられないなあ」。お父さんがため息をつきました。リクは考えました。ハルは、雨の日にベランダから外を見るのが好きだったはずです。そこで、リクはハルに声をかけました。「ハル、てるてるぼうずを作ろうよ。明日、晴れるように」。ハルは、ぴたりと泣きやみました。リクがティッシュとひもを出して、てるてるぼうずの作り方を見せると、ハルはまねをして、自分でも作り始めました。顔を描くと、ハルはうれしそうに笑いました。二人で作ったてるてるぼうずは、全部で五つになりました。それを窓にぶらさげると、ハルはすっかりごきげんになりました。「さっきまで手がつけられなかったのに、リクはすごいな」。お父さんにほめられて、リクは少しとくいな気持ちになったのでした。
ある雨の日曜日、リクの弟のハルは、朝からずっとむずかっていました。外で遊べないのがつまらないらしく、おもちゃを投げたり、大きな声で泣いたりしています。
お母さんが「絵本を読もうか」と言っても、首をふるばかり。お父さんが「ブロックで遊ぼう」とさそっても、ブロックをばらばらにしてしまいます。
「今日のハルは、手がつけられないなあ」。お父さんがため息をつきました。
リクは考えました。ハルは、雨の日にベランダから外を見るのが好きだったはずです。そこで、リクはハルに声をかけました。「ハル、てるてるぼうずを作ろうよ。明日、晴れるように」。
ハルは、ぴたりと泣きやみました。リクがティッシュとひもを出して、てるてるぼうずの作り方を見せると、ハルはまねをして、自分でも作り始めました。
顔を描くと、ハルはうれしそうに笑いました。二人で作ったてるてるぼうずは、全部で五つになりました。それを窓にぶらさげると、ハルはすっかりごきげんになりました。
「さっきまで手がつけられなかったのに、リクはすごいな」。お父さんにほめられて、リクは少しとくいな気持ちになったのでした。
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