故事成語辞典
たくわえていたものが、すっかりなくなること。
夏休みの終わりには、おこづかいが底をついた。
ハルナの家では、お米を一度に十キロずつ買っています。ある日の夕方、お母さんが米びつを開けて言いました。「あら、お米がもう底をつきそうだわ」。ハルナがのぞいてみると、米びつのいちばん下に、ほんの少しのお米が残っているだけでした。これでは、今夜の分しかありません。「いつもなら、あと一週間はもつのに」。お母さんは首をかしげました。考えてみると、この二週間、いとこたちが遊びに来ていて、いつもよりたくさんごはんをたいていたのです。次の日、ハルナはお母さんといっしょに、お米を買いに行きました。帰り道、お母さんが言いました。「お米が底をつく前に気づいてよかったわ。これからは、残りが少なくなったら、早めに買いに行くようにしましょう」。家に帰ると、ハルナは米びつの横に、小さな紙をはりました。「お米が半分になったら、お母さんに知らせる」。それからハルナは、毎週日曜日に米びつの中を確かめるようになりました。お米だけでなく、トイレットペーパーや石けんの残りも確かめます。「ハルナのおかげで、何も底をつかなくなったわ」。お母さんにほめられて、ハルナはうれしそうに笑ったのでした。
ハルナの家では、お米を一度に十キロずつ買っています。ある日の夕方、お母さんが米びつを開けて言いました。「あら、お米がもう底をつきそうだわ」。
ハルナがのぞいてみると、米びつのいちばん下に、ほんの少しのお米が残っているだけでした。これでは、今夜の分しかありません。
「いつもなら、あと一週間はもつのに」。お母さんは首をかしげました。考えてみると、この二週間、いとこたちが遊びに来ていて、いつもよりたくさんごはんをたいていたのです。
次の日、ハルナはお母さんといっしょに、お米を買いに行きました。帰り道、お母さんが言いました。「お米が底をつく前に気づいてよかったわ。これからは、残りが少なくなったら、早めに買いに行くようにしましょう」。
家に帰ると、ハルナは米びつの横に、小さな紙をはりました。「お米が半分になったら、お母さんに知らせる」。
それからハルナは、毎週日曜日に米びつの中を確かめるようになりました。お米だけでなく、トイレットペーパーや石けんの残りも確かめます。
「ハルナのおかげで、何も底をつかなくなったわ」。お母さんにほめられて、ハルナはうれしそうに笑ったのでした。
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