一言一句(いちごんいっく)

「一言一句」の意味

一つ一つのことば。ことばのひとつひとつ。

「一言一句」の使い方

先生の話を一言一句聞きもらさないように、しっかりメモを取った。

小学生に理解できる「一言一句」を使った物語

かいとは、市の作文コンクールで入賞し、表彰式で自分の作文を読むことになりました。

作文は、おじいちゃんとつりに行った日のことを書いたものです。かいとは、表彰式の前に何度も読む練習をしました。

練習を聞いていたお母さんが言いました。「ここは、『楽しかった』より『うれしかった』のほうが、かいとの気持ちに近いんじゃない。」かいとは考えて、言葉を一つ直しました。

その夜、かいとは作文をもう一度、最初から読み直しました。一言一句、自分の気持ちに合っているかをたしかめていくと、ほかにも直したいところがいくつか見つかりました。

表彰式の日、かいとは会場で作文を読みました。会場には、おじいちゃんも来ていました。読み終わると、おじいちゃんが目をほそめて大きく手をたたいていました。

帰り道、おじいちゃんは言いました。「かいとの言葉は、一言一句、あの日のことがそのまま思い出せたよ。」かいとは、言葉を大切に選んでよかったと、心から思いました。

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