肩で風を切る(かたでかぜをきる)

「肩で風を切る」の意味

得意そうに、いばって歩く様子。

「肩で風を切る」の使い方

試合に勝った上級生たちは、肩で風を切って廊下を歩いていた。

小学生に理解できる「肩で風を切る」を使った物語

六年生のタイキは、秋の運動会のリレーで、アンカーとして一位でゴールしました。クラスのみんなからたくさんほめられ、タイキは得意な気持ちでいっぱいでした。

次の日から、タイキは学校のろうかを、胸をそらして大またで歩くようになりました。下級生が前を歩いていると、「どいて、どいて」と声をかけて追いぬいていきます。

その様子を見ていた友だちのコウスケが、タイキに言いました。「最近のタイキ、肩で風を切って歩いてるよね。一年生がこわがってたよ」

タイキは、はっとしました。自分では気がついていませんでしたが、リレーで勝ってから、いばった態度になっていたのです。

その日の昼休み、タイキは一年生の教室の前を通ったとき、ろうかで転んだ一年生を見かけました。タイキはかけよって、「だいじょうぶ?」と手をかして立たせてあげました。一年生は「ありがとう」と、にっこり笑いました。

それからタイキは、肩で風を切るような歩き方をやめました。リレーで勝ったことは自分の自信にして、下級生にはやさしく接しようと決めたのです。

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