虫が良い(むしがいい)

「虫が良い」の意味

自分の都合ばかり考えて、ずうずうしい様子。

「虫が良い」の使い方

宿題は写させてほしいけど自分のノートは見せたくないなんて、虫が良い話だ。

小学生に理解できる「虫が良い」を使った物語

夏休みの宿題の自由研究で、ハルトは同じ班のミナとケンと、町の公園の木を調べることになりました。三人で役割を決めて、毎週一回、公園に集まる約束をしました。

ところが、ケンは一回目にしか来ませんでした。二回目も三回目も、「用事がある」と言って休みました。ハルトとミナは、二人で木の写真をとり、葉っぱを集め、記録をまとめました。

夏休みの終わりが近づいたある日、ケンから電話がかかってきました。「研究、もうできた? 発表のときは、ぼくも前に出ていいよね。ぼくの名前も入れておいて」

電話を切ったあと、ハルトはお母さんに言いました。「一回しか来なかったのに、発表だけ出たいなんて、虫が良すぎるよ」。お母さんは「そうね。でも、一度ケンくんに、気持ちをちゃんと伝えてみたら」と言いました。

次の日、ハルトとミナはケンに会って、「ずっと二人でやってきたんだ。発表に出るなら、まとめの残りを手伝ってほしい」と伝えました。ケンは少しだまってから、「ごめん。虫がいいこと言ってたね」とあやまりました。

それからの三日間、ケンは毎日やってきて、発表用の大きな紙に図をかきました。発表の日、三人はそろって前に立ち、クラスのみんなから大きな拍手をもらいました。

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