うどの大木
(うどのたいぼく)

「うどの大木」の意味

体ばかり大きくて、役に立たない人のたとえ。

「うどの大木」の使い方

「体は大きいのに、うどの大木にならないようにね」と、祖母は兄に言った。

小学生に理解できる「うどの大木」を使った物語

中学一年生のダイスケは、クラスでいちばん背が高く、体も大きな男の子です。運動会のつな引きでは、いつも先頭をまかされます。

ある日、家で大そうじをすることになりました。お母さんは「ダイスケは力持ちだから、たんすを動かすのを手伝ってね」と言いました。

でも、ダイスケはゲームに夢中で、「あとでやる」と言ったまま動きません。結局、お父さんと小学生の妹が、二人でたんすを動かしました。

夕方、ダイスケは、汗をかいてつかれた顔の妹を見て、はっとしました。「体ばっかり大きくて、ぼく、うどの大木だったな」。ダイスケは、自分のことがはずかしくなりました。

次の日、ダイスケは自分から「重いものは、ぼくが運ぶよ」と言って、物置のかたづけを全部引き受けました。重い箱を軽々と運ぶダイスケを見て、お父さんは「さすがだな、助かるよ」と言いました。

妹も「お兄ちゃん、かっこいい」と笑いました。ダイスケは「もう、うどの大木なんて言わせないよ」と言って、最後の箱を棚の上にのせました。

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