鳶が鷹を生む
(とびがたかをうむ)

「鳶が鷹を生む」の意味

平凡な親から、すぐれた子が生まれること。

「鳶が鷹を生む」の使い方

両親は泳げないのに、娘は水泳の選手になった。鳶が鷹を生んだと、親せきは喜んだ。

小学生に理解できる「鳶が鷹を生む」を使った物語

ユウタの家族は、みんな運動が苦手です。お父さんもお母さんも、学生のころ、運動会の徒競走ではいつも最後のほうだったそうです。

ところが、ユウタの妹のミナは、小さいころから足がとても速い女の子でした。三年生の運動会では、クラスの男の子にも負けずに一位になりました。

五年生になったミナは、市の陸上大会で優勝しました。会場で見ていたおばあちゃんは、目を丸くして言いました。「この家から、こんなに足の速い子が出るなんてね。鳶が鷹を生む、とはこのことだわ」

お父さんは笑って、「わたしたちに似なくてよかったよ」と言いました。ミナは「お父さんたちが毎週公園につれていってくれたからだよ」と答えました。

ユウタは、少しうらやましい気持ちもありました。でも、ミナが毎朝早起きして走る練習をしているのを、ユウタは知っていました。足が速いのは、生まれつきだけではなかったのです。

その夜、ユウタはミナに言いました。「鳶が鷹を生むって言われてたけど、ミナが毎日がんばったからだよね」。ミナは「お兄ちゃんも、いっしょに走る?」と笑いました。

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