論語読みの論語知らず
(ろんごよみのろんごしらず)

「論語読みの論語知らず」の意味

本に書いてあることを知っているだけで、実行できないこと。

「論語読みの論語知らず」の使い方

交通ルールのテストは満点なのに信号を無視するなんて、論語読みの論語知らずだ。

小学生に理解できる「論語読みの論語知らず」を使った物語

六年生のダイキは、図書室の本をたくさん読んでいて、クラスでいちばんの物知りです。とくに「友だちとの付き合い方」という本がお気に入りでした。

ダイキは、その本に書いてあることをよく友だちに話していました。「人の話は最後まで聞こう」「困っている人がいたら助けよう」。みんなは、ダイキの話に感心していました。

ところがある日、班の話し合いで、ダイキは友だちの意見をさえぎって、自分の考えばかり話してしまいました。そして、発表の準備で困っているリコを、手伝おうとしませんでした。

それを見ていた担任の先生が、放課後ダイキをよんで言いました。「ダイキくんは、本の内容をよく知っているね。でも、今日のままだと、論語読みの論語知らず、になってしまうよ」

ダイキは、どきっとしました。本で読んだことを人に話すだけで、自分ではやっていなかったことに気がついたのです。

次の日、ダイキは班の話し合いで、みんなの意見を最後まで聞くようにしました。リコの発表の準備も手伝いました。ダイキは、論語読みの論語知らずにならないように、知っていることを一つずつやってみようと決めました。

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