鶴の一声
(つるのひとこえ)

「鶴の一声」の意味

なかなか決まらないことが、力のある人の一言で決まること。

「鶴の一声」の使い方

なかなか決まらなかった遠足の行き先が、校長先生の鶴の一声で決まった。

小学生に理解できる「鶴の一声」を使った物語

ケイの家では、毎年夏休みに家族旅行に行きます。今年も、どこに行くかを家族で話し合うことになりました。

お父さんは山でキャンプがしたいと言い、お母さんは温泉に行きたいと言いました。ケイは遊園地、妹のミナは水族館がいいと言いました。だれもゆずらず、話し合いは一時間たってもまとまりませんでした。

そのとき、いっしょに住んでいるおばあちゃんが言いました。「それなら、山の中の温泉に行って、帰りに水族館と遊園地によればいいじゃない。おばあちゃんは、みんなが楽しめるところならどこでもいいよ」

おばあちゃんの言葉に、みんなは顔を見合わせました。そして、「それがいいね」と、あっという間に行き先が決まりました。お父さんは笑って言いました。「おばあちゃんの鶴の一声だね」

旅行の日、家族は山の温泉に泊まり、次の日に水族館と遊園地によりました。少しいそがしい旅行でしたが、みんなが行きたいところに行けて、とても楽しい二日間になりました。

帰りの車の中で、ケイは「来年も、おばあちゃんの鶴の一声で決めてもらおうよ」と言いました。おばあちゃんは「来年は、みんなで決めるのよ」と笑いました。

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