百聞は一見にしかず
(ひゃくぶんはいっけんにしかず)

「百聞は一見にしかず」の意味

何度も聞くより、一度自分の目で見るほうがよくわかること。

「百聞は一見にしかず」の使い方

本で読んでいた富士山を実際に見て、百聞は一見にしかずだと思った。

小学生に理解できる「百聞は一見にしかず」を使った物語

五年生のクラスでは、社会の時間に、お米づくりについて勉強していました。教科書を読み、先生の説明を聞いて、田植えや稲かりのことを学びました。

でも、ユウキには、田んぼで働く人がどれくらい大変なのか、なかなか想像できませんでした。教科書の写真を見ても、なんだか遠い世界のことのように感じたのです。

ある日、先生が言いました。「来週、近くの農家の田中さんの田んぼで、田植えの体験をさせてもらえることになりました。百聞は一見にしかず。自分の目で見て、やってみましょう」

体験の日、ユウキははだしで田んぼに入りました。足がどろにずぶずぶとしずみ、一歩進むのも大変です。なえを一本ずつまっすぐ植えていくと、すぐに腰が痛くなりました。

田中さんは「昔は、これを全部手でやっていたんだよ」と教えてくれました。ユウキは、教科書で読んだときには気づかなかった大変さを、体でわかった気がしました。

学校にもどって感想を書くとき、ユウキは「百聞は一見にしかずだと思いました。お米を大事に食べようと思います」と書きました。その日の給食のご飯は、いつもよりずっとおいしく感じました。

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