あらざらむ この世のほかの 思ひ出に
今ひとたびの 逢ふこともがな
( 和泉式部:いずみしきぶ )

よみかた

あらざらむ(ん) このよのほかの おもひ(い)でに いまひとたびの あふ(おう)こともがな

歌の意味

私はもうすぐ死んでしまうでしょう。あの世へ持っていく思い出として、せめてもう一度だけ、あなたにお逢いしたいものです。

詩の背景

死を目前にして、この世への未練として愛しい人との再会を強く願う、最後まで情熱的な彼女の生き様が凝縮された歌です。

「和泉式部:いずみしきぶ」は何をした人?

和泉式部(976年頃〜没年不詳)は和泉守橘道貞と結婚し、小式部内侍を生みました。

一条天皇の中宮彰子に仕えました。

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