悪事千里を走る
(あくじせんりをはしる)
「悪事千里を走る」の使い方
テストで答えを見せ合ったことが、悪事千里を走るで、すぐ先生に知られてしまった。
小学生に理解できる「悪事千里を走る」を使った物語
昔々、ある小さな村に、悪戯好きの狐が住んでいました。この狐はいつも人々を困らせるようなことをして楽しんでいました。例えば、農夫が大切に育てた野菜を盗んだり、村の子供たちが遊んでいるときに、こっそりとおもちゃを隠してしまったりするのです。そんな狐が悪さをすると、村の人々は驚き、すぐにその噂が広まるのでした。
ある日のこと、狐は特に大胆な悪戯を思いつきました。村の中心にある広場で、誰もが大好きな祭りが開かれることを知った狐は、祭りの準備をしている人たちの目を盗んで、たくさんの美味しい食べ物を奪ってしまったのです。すると、狐が消えた後、村中の人々はそのことをすぐに知り、皆が集まって話し始めました。「あの狐、またやったな!」という声が飛び交い、あっという間に噂は村中に広がっていったのです。
そんな狐の行動を見て、村の賢いおばあさんが言いました。「悪いことをする者は、どんなに隠れてもすぐにバレるものよ。悪事は千里を走るというのが真実なのじゃ。」彼女の言葉を聞いた子供たちは、狐がどんなに賢くても、悪い行いは必ず知れ渡ることを理解しました。悪戯好きの狐は、その後も悪さをしようとしましたが、村の人たちは注意深くなり、すぐに対策を立てるようになったのです。
この話から、子供たちは悪いことをしない方がいいという教訓を学びました。悪事がすぐに広まるということを知った彼らは、友達と一緒に遊ぶときには、いつも正直でいるよう心がけるようになったのです。悪さをすることがどれだけ危険か、そしてそれが自分に返ってくるかを、村の人々とともに学んだのでした。
「悪事千里を走る」の例文
- 教室で友だちの悪口を言ったら、次の日にはとなりのクラスまで伝わっていた。悪事千里を走るとはこのことだ。
- SNS に書いたいたずらは、悪事千里を走るで、あっという間に広まってしまう。
- 悪事千里を走るというから、こっそりやってもいつかは知られると思ったほうがいい。
「悪事千里を走る」の類語
- 悪事千里を行く
- 人の口に戸は立てられぬ
「悪事千里を走る」の対義語
- 好事門を出でず
「悪事千里を走る」の由来
中国の宋の時代の本『北夢瑣言』にある「好事門を出でず、悪事千里を行く(よい行いは家の外まで伝わらないが、悪い行いはすぐに遠くまで伝わる)」という言葉から来ています。





