鵜のまねをする烏
(うのまねをするからす)

「鵜のまねをする烏」の意味

自分の力を考えずに人のまねをして、失敗することのたとえ。

「鵜のまねをする烏」の使い方

上級生のまねをして高い鉄棒に挑戦したら落ちてしまい、鵜のまねをする烏だった。

小学生に理解できる「鵜のまねをする烏」を使った物語

リョウのクラスに、とても絵の上手なアキという子がいます。アキは、絵の具をたっぷり使って、大きな筆で力強い絵をかきます。

図工の時間、リョウはアキの絵がかっこいいと思い、まねをしてみることにしました。いつもは細い筆で少しずつぬるのに、その日は大きな筆に絵の具をたっぷりつけて、一気にぬりました。

ところが、絵の具が紙からはみ出し、色がまざってにごってしまいました。紙もぬれすぎて、ところどころやぶれてしまいました。

図工の先生が、リョウの絵を見て言いました。「アキさんのまねをしたんだね。でも、鵜のまねをする烏、になってしまったかな。アキさんは、何年もこのかき方を練習してきたんだよ」

先生は続けて言いました。「リョウくんの、細い筆でていねいにぬる絵も、とてもすてきだよ。自分のよさを生かしてごらん」

次の図工の時間、リョウはいつもの細い筆で、ていねいに絵をかきました。できあがった絵は、先生にも友だちにもほめられました。リョウは、鵜のまねをする烏にならないように、自分のかき方を大事にしようと思いました。

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