故事成語辞典
地位や財産を得て思い上がっている者は、長く栄えることはなく、いつか必ず落ちぶれること。
学年一位だといばっていた兄は、勉強をなまけて、次のテストで順位を大きく下げた。おごる平家は久しからずだ。
クラスの算数テストで、コウタは三回続けて百点をとりました。コウタはすっかりいい気になり、友だちが問題を聞きに来ても「こんなのもわからないの」と言うようになりました。そのうち、だれもコウタに話しかけなくなりました。コウタは気にせず、家で勉強するのもやめてしまいました。「どうせ百点だから」と思っていたのです。次のテストは、新しく習った分数の問題でした。コウタは問題を読んでも、解き方がわかりません。返ってきた答案は六十点でした。帰り道、コウタは近所の本屋のおじさんに会いました。おじさんはコウタの顔を見て、どうしたのかと聞いてくれました。話を聞いたおじさんは言いました。「おごる平家は久しからず、という言葉があるよ。思い上がっていると、いい時はいつまでも続かないという意味なんだ」コウタはどきっとしました。自分のことを言われているようだったからです。次の日、コウタは友だちに「この前はいやな言い方をしてごめん」とあやまりました。そして、分数の解き方を友だちに教わりました。おごる平家は久しからず。コウタはその言葉を思い出しては、できる時こそていねいにやろうと心に決めています。
クラスの算数テストで、コウタは三回続けて百点をとりました。コウタはすっかりいい気になり、友だちが問題を聞きに来ても「こんなのもわからないの」と言うようになりました。
そのうち、だれもコウタに話しかけなくなりました。コウタは気にせず、家で勉強するのもやめてしまいました。「どうせ百点だから」と思っていたのです。
次のテストは、新しく習った分数の問題でした。コウタは問題を読んでも、解き方がわかりません。返ってきた答案は六十点でした。
帰り道、コウタは近所の本屋のおじさんに会いました。おじさんはコウタの顔を見て、どうしたのかと聞いてくれました。話を聞いたおじさんは言いました。「おごる平家は久しからず、という言葉があるよ。思い上がっていると、いい時はいつまでも続かないという意味なんだ」
コウタはどきっとしました。自分のことを言われているようだったからです。
次の日、コウタは友だちに「この前はいやな言い方をしてごめん」とあやまりました。そして、分数の解き方を友だちに教わりました。
おごる平家は久しからず。コウタはその言葉を思い出しては、できる時こそていねいにやろうと心に決めています。
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