飼い犬に手をかまれる
(かいいぬにてをかまれる)

「飼い犬に手をかまれる」の意味

かわいがって面倒を見てきた者に裏切られて、ひどい目にあうこと。

「飼い犬に手をかまれる」の使い方

いつも勉強を教えてあげていた後輩に、陰で悪口を言われていた。飼い犬に手をかまれた気分だ。

小学生に理解できる「飼い犬に手をかまれる」を使った物語

商店街のパン屋のおじさんは、近所の中学生のタカシを、小さいころからかわいがっていました。タカシが部活で疲れて通りかかると、売れ残りのパンを持たせてあげることもありました。

ある日、おじさんは店の新しいメニューとして、カレーパンの作り方を考えました。そして、タカシに一番に食べてもらいました。「おいしい!」タカシは目を輝かせました。

ところが、数週間後、おじさんはびっくりしました。タカシが、その作り方を、駅前に新しくできたパン屋で働くいとこに教えていたのです。駅前の店には、そっくりのカレーパンが並んでいました。

おじさんはがっかりして、奥さんに言いました。「あんなにかわいがってきたのに、飼い犬に手をかまれるとはこのことだよ」

しばらくして、そのことを知ったタカシが店にやってきました。「おじさん、ごめんなさい。いとこが困っていたから、何も考えずに話してしまいました」

タカシは深く頭を下げ、いとこにも説明して、駅前の店はカレーパンを売るのをやめてくれました。

おじさんは「話してくれてありがとう」と言いました。タカシは、大切にしてくれる人の気持ちを、二度と裏切らないと心に決めました。

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