光陰矢のごとし
(こういんやのごとし)

「光陰矢のごとし」の意味

月日がたつのは、矢が飛ぶようにとても早いこと。

「光陰矢のごとし」の使い方

入学したのがついこの間のようなのに、もう卒業だ。光陰矢のごとしだ。

小学生に理解できる「光陰矢のごとし」を使った物語

お正月、ソウタは家族と、おばあちゃんの家に行きました。玄関を開けると、奥から小さな足音が近づいてきて、いとこのリンちゃんが顔を出しました。

ソウタは思わず立ち止まりました。去年のお正月、リンちゃんはまだ、おばさんの腕の中でねむっている赤ちゃんでした。それが今は、自分の足で歩いて、ソウタのコートのすそを引っぱっています。

「ソウちゃん、あそぼ」と、名前まで呼ばれて、ソウタはびっくりしました。こたつでみかんをむいていたおばあちゃんが、目を細めて言いました。「光陰矢のごとし、だねえ。ついこの間生まれたと思ったのに」

ソウタは、お母さんのスマホに残っている去年の写真を見せてもらいました。小さな手をにぎっている写真の中の自分も、今より少し顔が丸く見えました。

「ソウちゃん、はやく」とリンちゃんがまた呼びました。ソウタはスマホを返して、廊下のほうへかけていきました。

「光陰矢のごとし」の例文

  • ついこの間入学したと思ったら、もう六年生だ。光陰矢のごとしだね。
  • 夏休みは長いと思っていたのに、気がつけば最後の日だった。光陰矢のごとしとはよく言ったものだ。
  • 光陰矢のごとしというから、毎日を大切に過ごしたい。

「光陰矢のごとし」の類語

「光陰矢のごとし」の由来

「光」は日(太陽)、「陰」は月のことで、二つ合わせて「月日・時間」を表します。月日が、放たれた矢のように速く過ぎていくことから生まれた言葉です。

意味や気持ち・場面から言葉を探す

広告この言葉をもっと学べる本

Amazonのアソシエイトとして、故事成語辞典は適格販売により収入を得ています。広告について

慣用句 学習用問題