枯れ木も山の賑わい
(かれきもやまのにぎわい)

「枯れ木も山の賑わい」の意味

つまらないものでも、ないよりはあったほうがましだということ。

「枯れ木も山の賑わい」の使い方

祖父は「枯れ木も山の賑わいですから」と言って、町内の集まりに参加した。

小学生に理解できる「枯れ木も山の賑わい」を使った物語

町内会の夏祭りで、子どもみこしをかつぐ人が足りなくなりました。会長さんが、近所の子どもたちに声をかけて回っていました。

四年生のショウタは、体が小さくて、力にも自信がありません。「ぼくなんかが入っても、役に立たないと思います」と断ろうとしました。

すると、会長さんはにっこり笑いました。「かつぐ人は一人でも多いほうがいいんだよ。一人いるだけで、ずいぶん楽になるからね」

ショウタは少し考えて、言いました。「枯れ木も山の賑わいって言いますよね。ぼくでよければ、出ます」

会長さんは「それは自分のことをへりくだって言う言葉だね。よく知ってるなあ」と感心しました。ショウタは、おじいちゃんから、つまらないものでも、ないよりはあったほうがいいという意味だと教わっていたのです。

お祭りの日、ショウタはみこしの一番後ろについて、大きな声で「わっしょい」とかけ声をかけました。小さな体でも、声なら負けません。

お祭りが終わると、会長さんが言いました。「ショウタくんの声で、みんな元気が出たよ。枯れ木どころか、大活躍だったね」。ショウタは照れながら、来年も参加しようと思いました。

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