油を売る(あぶらをうる)

「油を売る」の意味

仕事などの途中で、むだ話をしてなまけること。

「油を売る」の使い方

おつかいの途中で友だちと話しこんでしまい、母に「どこで油を売っていたの」としかられた。

小学生に理解できる「油を売る」を使った物語

土曜日の朝、ハルトはお母さんに「スーパーで牛乳と卵を買ってきてね」とたのまれました。お店までは歩いて十分ほど。すぐに帰ってくるつもりで、元気よく家を出ました。

ところが、とちゅうの公園で同じクラスのソウタに会いました。「新しいカードを手に入れたんだ」と見せられて、ハルトはつい足を止めました。カードの話から昨日のテレビの話になり、気がつくとベンチにすわってすっかり話しこんでいました。

ふと公園の時計を見ると、家を出てから一時間近くたっています。ハルトはあわててスーパーへ走り、牛乳と卵を買って家にもどりました。

玄関で待っていたお母さんは、少しあきれた顔で言いました。「ずいぶんおそかったね。どこで油を売っていたの?」ハルトは「ごめんなさい。ソウタとしゃべっていたら、時間をわすれちゃった」と正直にあやまりました。

お母さんは「朝ごはんに卵を使おうと思って待っていたのよ」と言いながら、フライパンを火にかけました。ハルトはおなかをすかせて待っていた妹の顔を見て、申しわけない気持ちになりました。

その日から、ハルトはおつかいのときは用事を先にすませることにしました。帰り道にソウタに会ったときは「今日は油を売っていられないんだ。また学校で話そう」と手をふって、まっすぐ家に帰るようになりました。

意味や気持ち・場面から言葉を探す

広告この言葉をもっと学べる本

Amazonのアソシエイトとして、故事成語辞典は適格販売により収入を得ています。広告について

慣用句 学習用問題