木に竹をつぐ(きにたけをつぐ)

「木に竹をつぐ」の意味

性質の違うものをつなぎ合わせて、調和しないこと。筋が通らないことのたとえ。

「木に竹をつぐ」の使い方

作文の最後に関係のない話を足したら、木に竹をついだような文章になってしまった。

小学生に理解できる「木に竹をつぐ」を使った物語

クラスで、学芸会の劇の台本を、班ごとに考えて一つにまとめることになりました。最初の場面はハルトの班、真ん中の場面はミサキの班、最後の場面はケンタの班が担当しました。

それぞれの班は、張り切って台本を書きました。ハルトの班は、森の動物たちのほのぼのとしたお話。ミサキの班は、宇宙船が飛び交う宇宙のお話。ケンタの班は、昔の村のお祭りのお話でした。

三つの場面をつなげて読んでみると、みんなは首をかしげました。森の動物たちが、急に宇宙船に乗り、最後は昔の村のお祭りで終わるのです。話のつながりが、まったくありませんでした。

担任の先生は笑って言いました。「これは、木に竹をついだような台本になっちゃったね。性質のちがうものをつなぎ合わせて、調和しないこと、筋が通らないことのたとえだよ」

みんなは顔を見合わせて、笑ってしまいました。そこで、三つの班の代表が集まって、話し合うことにしました。

話し合いの結果、森の動物たちが、空から落ちてきた宇宙人と友だちになり、いっしょに村のお祭りに参加するお話にまとめました。三つの班のアイデアが、一つのお話の中にうまく入ったのです。

学芸会の本番、劇は大成功でした。木に竹をついだような台本も、みんなで話し合えば、一本の筋の通ったお話になるのだと、ハルトは思いました。

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