紅一点
(こういってん)

「紅一点」の意味

たくさんの男性の中に、女性が一人だけいること。

「紅一点」の使い方

姉はサッカー部の紅一点として、男子にまじって練習している。

小学生に理解できる「紅一点」を使った物語

ミナの町では、毎年夏に、子どもの野球大会が開かれます。ミナは、四年生から地域の少年野球チームに入っています。

チームの選手は十五人。その中で、女の子はミナ一人だけです。最初は少しはずかしかったけれど、ミナは男の子たちに負けないように、毎日練習にはげみました。

大会の日、相手チームの監督が、ミナを見て言いました。「おや、紅一点だね。チームでただ一人の女の子かい」

ミナがあとで意味を聞くと、チームの監督は「たくさんの男の人の中に、女の人が一人だけいることを、紅一点と言うんだよ」と教えてくれました。

試合は、一点を争う接戦でした。最終回、ランナーが二塁にいる場面で、ミナに打順が回ってきました。ミナは深呼吸をして、バットを構えました。

三球目、ミナはボールをしっかりと見て、思い切り振りました。打球は、ショートの頭をこえてヒットになり、二塁ランナーがホームにかえってきました。チームは、サヨナラ勝ちをしたのです。

チームのみんなが、ミナにかけよってきました。紅一点のミナは、その日、チームのヒーローになりました。ミナは、女の子でも男の子でも、好きなことに打ちこむのがいちばんだと思いました。

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