壁に耳あり
(かべにみみあり)

「壁に耳あり」の意味

秘密の話は、どこでだれが聞いているかわからず、もれやすいこと。

「壁に耳あり」の使い方

壁に耳ありと言うから、サプライズの計画は教室で話さないようにしよう。

小学生に理解できる「壁に耳あり」を使った物語

ユナとミオは、来週の金曜日が担任の先生の誕生日だと知りました。二人はこっそりお祝いをしようと、休み時間に廊下のすみで計画を話し合いました。

「みんなでカードを書いて、黒板にかざろうよ」。「それ、いいね!」。二人は夢中になって、声がだんだん大きくなっていきました。

ところが次の日、となりの席のソウタがにやにやしながら言いました。「先生の誕生日のこと、聞いちゃったよ」。廊下のかどの向こうに、ソウタがいたのです。

ユナはあわてました。「先生にばれたら、おどろかせられないよ」。

そのとき、図書委員のお姉さんが言いました。「壁に耳ありっていうでしょう。秘密の話は、どこでだれが聞いているかわからないから、気をつけないとね」。

ソウタは「ぼくも仲間に入れてくれたら、だれにも言わないよ」と約束してくれました。それからは、計画の話は紙に書いて、そっと回すことにしました。

誕生日の当日、黒板いっぱいのカードを見て、先生は目を丸くしてよろこびました。ユナは心の中で、壁に耳ありという言葉を思い出し、ほっと胸をなでおろしたのでした。

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