故郷に錦を飾る
(こきょうにしきをかざる)

「故郷に錦を飾る」の意味

成功して、立派になって故郷に帰ること。

「故郷に錦を飾る」の使い方

町出身の選手がオリンピックでメダルを取り、故郷に錦を飾った。

小学生に理解できる「故郷に錦を飾る」を使った物語

ハナのおばさんは、小さな町で生まれ育ちました。高校を卒業すると、パティシエになる夢をかなえるために、遠い都会へ出ていきました。

都会での修業は、思った以上に大変だったそうです。朝早くから夜おそくまで、ケーキの生地を作り、何度も先輩にやり直しを言われました。それでもおばさんは、あきらめずに練習を続けました。

十年がたったある日、おばさんは大きなケーキのコンクールで一位になりました。そのニュースは、ふるさとの町の新聞にものりました。

次の春、おばさんは町に帰ってきて、商店街の空き店舗に自分のケーキ屋さんを開きました。開店の日には、町の人たちが行列を作りました。

ハナのおばあちゃんは、おばさんのお店を見上げて、うれしそうに言いました。「りっぱになって、故郷に錦を飾ってくれたね」。

ハナは、おばさんが作ったいちごのタルトを食べながら、その言葉の意味を考えました。夢をかなえて、ふるさとに帰ってくることなのだとわかりました。

「わたしも、いつか故郷に錦を飾れるようになりたいな」。ハナがそう言うと、おばさんは「待ってるよ」と笑ってくれたのでした。

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