熱に浮かされる(ねつにうかされる)

「熱に浮かされる」の意味

①高い熱のために、意識がぼんやりすること。②何かに夢中になって、冷静に考えられなくなること。

「熱に浮かされる」の使い方

兄は熱に浮かされたように、毎日サッカーの話ばかりしている。

小学生に理解できる「熱に浮かされる」を使った物語

ハルカは、最近、ダンスに夢中になっていました。動画を見ては、毎日何時間も、鏡の前でおどりの練習をしています。

宿題をしている時間も、頭の中はダンスのことでいっぱいです。夕ごはんのときも、はしを持ちながら、足でリズムをとってしまいます。

ある日、ハルカは、ダンスの大会に出たいと言い出しました。大会は来週で、遠くの町で開かれます。参加するには、お金もかかりますし、学校のテストの日とも重なっていました。

それでもハルカは、「ぜったいに出たい!テストなんて、どうでもいい!」と言い張りました。

お父さんは、しずかに言いました。「ハルカは今、熱に浮かされているみたいだね。好きなことに夢中になるのはいいことだけど、少し落ち着いて考えてみよう」。

ハルカは、むっとしましたが、自分の部屋に戻って、もう一度考えてみました。テストを休んだら、あとで困るのは自分です。大会は、また来年もあります。

次の日、ハルカはお父さんに言いました。「きのうは熱に浮かされていたかも。今年はテストをがんばって、来年の大会に出るよ」。お父さんはうれしそうにうなずき、来年に向けて、いっしょに練習の計画を立ててくれたのでした。

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