故事成語辞典
勝負や争いで、自分の側が負けそうな様子。
前半で三点取られて、ぼくたちのチームは旗色が悪くなった。
ユウトのクラスでは、運動会で赤組と白組に分かれて戦いました。ユウトは赤組です。最初の玉入れでは、白組に大差で負けてしまいました。続く綱引きでも、白組の勝ちです。得点板を見ると、白組が大きくリードしていました。「今年は、赤組の旗色が悪いね」。応援席で、おじいちゃんが心配そうに言いました。ユウトも、だんだん元気がなくなってきました。お昼休み、赤組の団長が、みんなを集めて言いました。「旗色が悪いからって、あきらめるのはまだ早いよ。午後には、点数の高いリレーと騎馬戦が残っているんだから」。その言葉に、赤組のみんなは気持ちを入れなおしました。午後の騎馬戦では、声をかけ合いながら、白組の帽子を次々に取りました。最後のリレーでは、ユウトが第三走者として走りました。前を走る白組の選手を、ゴールの手前で追いぬいて、アンカーにバトンをわたしました。アンカーもそのまま一位でゴールし、赤組は大逆転で優勝したのです。旗色が悪いときでも、最後まであきらめなければ、勝てることがある。ユウトは、優勝旗をかかげる団長を見ながら、そう思ったのでした。
ユウトのクラスでは、運動会で赤組と白組に分かれて戦いました。ユウトは赤組です。
最初の玉入れでは、白組に大差で負けてしまいました。続く綱引きでも、白組の勝ちです。得点板を見ると、白組が大きくリードしていました。
「今年は、赤組の旗色が悪いね」。応援席で、おじいちゃんが心配そうに言いました。ユウトも、だんだん元気がなくなってきました。
お昼休み、赤組の団長が、みんなを集めて言いました。「旗色が悪いからって、あきらめるのはまだ早いよ。午後には、点数の高いリレーと騎馬戦が残っているんだから」。
その言葉に、赤組のみんなは気持ちを入れなおしました。午後の騎馬戦では、声をかけ合いながら、白組の帽子を次々に取りました。
最後のリレーでは、ユウトが第三走者として走りました。前を走る白組の選手を、ゴールの手前で追いぬいて、アンカーにバトンをわたしました。アンカーもそのまま一位でゴールし、赤組は大逆転で優勝したのです。
旗色が悪いときでも、最後まであきらめなければ、勝てることがある。ユウトは、優勝旗をかかげる団長を見ながら、そう思ったのでした。
戦いの場で、それぞれの陣の旗の様子を見て、どちらが勝ちそうかを読み取ったことにたとえた言い方です。
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