旗色が悪い(はたいろがわるい)

「旗色が悪い」の意味

勝負や争いで、自分の側が負けそうな様子。

「旗色が悪い」の使い方

前半で三点取られて、ぼくたちのチームは旗色が悪くなった。

小学生に理解できる「旗色が悪い」を使った物語

ユウトのクラスでは、運動会で赤組と白組に分かれて戦いました。ユウトは赤組です。

最初の玉入れでは、白組に大差で負けてしまいました。続く綱引きでも、白組の勝ちです。得点板を見ると、白組が大きくリードしていました。

「今年は、赤組の旗色が悪いね」。応援席で、おじいちゃんが心配そうに言いました。ユウトも、だんだん元気がなくなってきました。

お昼休み、赤組の団長が、みんなを集めて言いました。「旗色が悪いからって、あきらめるのはまだ早いよ。午後には、点数の高いリレーと騎馬戦が残っているんだから」。

その言葉に、赤組のみんなは気持ちを入れなおしました。午後の騎馬戦では、声をかけ合いながら、白組の帽子を次々に取りました。

最後のリレーでは、ユウトが第三走者として走りました。前を走る白組の選手を、ゴールの手前で追いぬいて、アンカーにバトンをわたしました。アンカーもそのまま一位でゴールし、赤組は大逆転で優勝したのです。

旗色が悪いときでも、最後まであきらめなければ、勝てることがある。ユウトは、優勝旗をかかげる団長を見ながら、そう思ったのでした。

「旗色が悪い」の例文

  • 川の北と南のどちらに駅を作るかという町の話し合いで、北側の案はだんだん旗色が悪くなってきた。
  • テレビのチャンネル争いは、母が姉の味方についたので、弟の旗色が悪くなった。
  • 戦いの旗色が悪いと知った武将は、夜のうちに兵を城へ引き上げた。

「旗色が悪い」の類語

  • 形勢が悪い
  • 分が悪い

「旗色が悪い」の由来

戦いの場で、それぞれの陣の旗の様子を見て、どちらが勝ちそうかを読み取ったことにたとえた言い方です。

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