危急存亡(ききゅうそんぼう)

「危急存亡」の意味

危険がせまり、生き残るか滅びるかの瀬戸際にあること。

「危急存亡」の使い方

部員が三人だけになり、野球部は危急存亡のときを迎えている。

小学生に理解できる「危急存亡」を使った物語

ゆうたの小学校の合唱部は、部員が六人しかいません。三月には六年生の四人が卒業してしまうので、このままでは来年は二人だけになってしまいます。

「二人では、合唱にならないね」と、五年生のゆうたは、いっしょに残るあおいとため息をつきました。顧問の先生は言いました。「今は合唱部にとって、危急存亡のときだね。危険がせまって、生き残るか、なくなってしまうかの瀬戸際ということだよ」

ゆうたとあおいは、部をなくしたくありませんでした。そこで、新しい部員を集めるための作戦を考えました。

まず、昼の放送で合唱部の歌を流してもらいました。次に、休み時間に音楽室を開けて、だれでも歌ってみられる「おためし合唱」を始めました。卒業する六年生も、ポスター作りを手伝ってくれました。

はじめは一人も来ませんでしたが、三日目に三年生の女の子が友だちを連れてやってきました。「歌うの楽しい!」と笑う声を聞いて、ゆうたはうれしくなりました。

四月、合唱部には新しく七人が入部しました。危急存亡の瀬戸際から、部は前よりもにぎやかになったのです。ゆうたは、あきらめずに動けば道は開けるのだと感じました。

慣用句 学習用問題