大山鳴動(たいざんめいどう)

「大山鳴動」の意味

大さわぎしたわりに、結果がとても小さいこと。

「大山鳴動」の使い方

「大事件だ」と大さわぎしたのに、結局は消しゴムが一つなくなっただけで、大山鳴動して鼠一匹だった。

小学生に理解できる「大山鳴動」を使った物語

ある朝、四年二組の教室で、だいきが大きな声を上げました。「たいへんだ!ぼくの給食袋がない!」。

みんなは大さわぎになりました。机の中を探す人、ロッカーを全部開ける人、廊下まで見に行く人もいます。「だれかがまちがえて持って帰ったのかも」「先生に言わなきゃ」と、教室中がざわざわしました。

担任の先生も来て、みんなで十分以上探しましたが、どこにも見つかりません。だいきは泣きそうな顔になっていました。

そのとき、となりの席のさきが言いました。「だいき君、そのランドセルの横についているのは何?」。見ると、給食袋はランドセルのフックに、ちゃんとかかっていたのです。

教室はしんとしたあと、どっと笑いに包まれました。先生も笑いながら言いました。「大山鳴動とはこのことだね。大さわぎしたわりに、結果がとても小さいことをいうんだよ」。

だいきは顔を真っ赤にして、「みんな、ごめんね。ありがとう」と頭を下げました。それからだいきは、さわぐ前に、まず自分の持ち物をよく見るようにしたのでした。

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