大慈大悲(だいじだいひ)

「大慈大悲」の意味

仏の、限りなく広く大きな、いつくしみとあわれみの心。

「大慈大悲」の使い方

お寺の仏像は、大慈大悲の心で人々を見守っているそうだ。

小学生に理解できる「大慈大悲」を使った物語

夏休み、かえではおばあちゃんといっしょに、近くのお寺へお参りに行きました。本堂の中には、やさしい顔をした仏さまの像がありました。

「どうして仏さまは、こんなにやさしい顔をしているの?」とかえでが聞くと、おばあちゃんは手を合わせてから答えました。

「仏さまには、大慈大悲の心があると言われているのよ。限りなく広く大きな、いつくしみとあわれみの心のことね。だれのことも見捨てずに、思ってくださる心なの」。

かえでは、もう一度仏さまの顔をじっと見ました。目は半分閉じていて、口元は少しほほえんでいるようでした。見ていると、なんだか心が落ち着いてきました。

お寺の方が、お線香のあげ方を教えてくれました。かえでは、家族やクラスの友だちが元気でいられるように、心の中でお願いしました。

帰り道、かえではおばあちゃんに言いました。「大慈大悲の心は仏さまのものだけど、わたしも少しだけ、人にやさしくできるようになりたいな」。おばあちゃんはにっこり笑って、かえでの手をにぎってくれました。

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