頭を抱える(あたまをかかえる)

「頭を抱える」の意味

どうしたらよいかわからず、困りはてること。

「頭を抱える」の使い方

夏休みの最後の日、手つかずの自由研究を前に頭を抱えた。

小学生に理解できる「頭を抱える」を使った物語

夏休み、テツは一人で、おばあちゃんの家に二ばくとまりに行くことになりました。荷物は自分でつめる、とお母さんに言ってあります。

ベッドの上に、持っていく物をならべてみました。着がえ二日分、パジャマ、水着とタオル、虫の図かん、それに、おばあちゃんに見せたいビー玉のふくろ。

ところが、リュックに入れてみると、着がえだけでもうぱんぱんです。図かんを入れると、チャックがしまりません。図かんを出して水着を入れると、今度はタオルが入りません。

出しては入れ、入れては出し。夜の八時をすぎても終わりません。テツはベッドにすわりこんで、頭を抱えました。

「ちょっと見せて」通りかかったお姉ちゃんが、Tシャツを一まい手に取りました。くるくるとまいて、ちくわのような形にします。「部活の合宿で教わったの。たたむより、ずっと小さくなるんだよ」

テツもまねして、着がえとパジャマを全部まきました。リュックのそこにならべると、すきまに図かんがすっと立ちました。

出発の朝、玄関には、チャックのしまったリュックが、テツのくつよりも先にならんでいました。まいたタオルのすきまには、ビー玉のふくろも入っています。

「頭を抱える」の例文

  • 台風で畑のりんごがほとんど落ちてしまい、農家の人たちは頭を抱えた。
  • 百個のはずのケーキの箱が、注文のまちがいで千個とどき、店長は頭を抱えている。
  • 「いい選手が多すぎて、だれを試合に出すか頭を抱えちゃうよ」と、監督はうれしそうにこぼした。

「頭を抱える」の類語

「頭を抱える」の由来

困りはてたときに、両手で頭をかかえこむしぐさを、そのまま言った言い方です。

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