明々白々(めいめいはくはく)

「明々白々」の意味

疑う余地がないほど、はっきりしていること。

「明々白々」の使い方

ビデオを見れば、反則だったことは明々白々だ。

小学生に理解できる「明々白々」を使った物語

ある朝、リクの家の台所で、お母さんが首をかしげていました。「昨日の夜に焼いたクッキーが、半分なくなってる」

リクは、どきっとしました。夜中にこっそり起きて、クッキーを食べてしまったのです。「ぼくじゃないよ」とリクは言いました。

お母さんは、何も言わずにリクの顔をじっと見ました。リクの口のまわりには、クッキーのくずがついていました。さらに、リクのパジャマのポケットからは、クッキーのかけらがぽろりと落ちてきました。

お父さんが笑いながら言いました。「これは、明々白々だね。疑う余地がないほど、はっきりしていることを、そう言うんだよ」

リクは顔を真っ赤にしました。かくそうとしても、証拠がそろいすぎていたのです。

「ごめんなさい。夜中にお腹がすいて、食べちゃった」とリクはあやまりました。

お母さんは言いました。「正直に言ってくれてありがとう。でも、最初からそう言ってくれればよかったのにね」

その日の午後、リクはお母さんといっしょに、クッキーを焼き直しました。焼きあがったクッキーを家族で食べながら、リクは、明々白々なのにうそをつくのは、かえってはずかしいことなのだと思いました。

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