上の空(うわのそら)

「上の空」の意味

ほかのことに心をうばわれて、目の前のことに注意が向かない様子。

「上の空」の使い方

明日の遠足が楽しみで、授業中も上の空だった。

小学生に理解できる「上の空」を使った物語

金曜日の夜、ミナは明日の遠足のことを考えて、わくわくしていました。お弁当に何が入っているのか、バスでだれのとなりにすわるのか、考えるだけで楽しくなります。

夕ごはんのとき、お父さんが話しかけてきました。「今日、学校で何をしたの?」。ミナは「うん」とだけ答えました。お父さんが「何をしたのか聞いたんだよ」と言うと、ミナは「うん、楽しみ」と答えました。

お母さんは笑って言いました。「ミナ、さっきから上の空ね。お父さんの話、聞いてた?」。ミナは、はっとして、自分がずっと遠足のことばかり考えていたことに気がつきました。

そのあと、ミナはお母さんに「明日の持ち物は、全部ランドセルに入れた?」と聞かれました。ミナは「入れたよ」と言いましたが、たしかめてみると、水とうを入れ忘れていました。

「上の空のままじゃ、明日の準備もうまくいかないよ」とお母さんに言われ、ミナは持ち物のリストを紙に書いて、一つずつたしかめることにしました。

準備がすっかり終わると、ミナはお父さんに今日の学校の話をゆっくりしました。次の日、ミナは忘れ物もなく、元気に遠足に出かけました。

「上の空」の例文

  • 父は野球の中継が気になるらしく、母の話にも上の空で返事をしていた。
  • 好きな作家の新しい本が届いた日、姉は夕ごはんの間じゅう上の空だった。
  • 上の空で地図を見ていたせいで、祖母とわたしは降りる駅を一つ乗りすごしてしまった。

「上の空」の類語

  • 心ここにあらず

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