三者三様(さんしゃさんよう)

「三者三様」の意味

やり方や考え方、様子などが、人それぞれにちがうこと。

「三者三様」の使い方

同じ本を読んでも、感想は三者三様だった。

小学生に理解できる「三者三様」を使った物語

日曜日、ゆなとお兄ちゃんと弟の三人は、お母さんにたのまれて、庭の花だんの手入れをすることになりました。

お兄ちゃんは、まず花だん全体を見て、どこに何を植えるか、紙に図をかき始めました。弟は、すぐにスコップを持って、土をほり始めました。ゆなは、草を一本ずつていねいにぬいていきました。

「先に計画を立てないと。」とお兄ちゃんが言うと、弟は「やってみたほうが早いよ。」と言い返しました。ゆなは「まず草をぬかないと植えられないよ。」と言いました。

そこへお母さんがやって来て、三人の様子を見て笑いました。「三者三様だね。でも、それぞれのやり方を合わせたら、ちょうどいいんじゃない。」

三人は顔を見合わせました。ゆなが草をぬき、弟が土をほり、お兄ちゃんの図のとおりに花のなえを植えていくことにしました。すると、作業はどんどん進みました。

夕方、花だんにはきれいに花が並びました。ゆなは思いました。考え方がちがうのはけんかのもとではなく、力を合わせるための強みにもなるのだと。

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