十把一絡げ(じっぱひとからげ)

「十把一絡げ」の意味

いろいろなものを、一つ一つの区別をしないで、ひとまとめにしてあつかうこと。

「十把一絡げ」の使い方

一年生を十把一絡げに「子ども」とあつかわないで、一人一人の話を聞こう。

小学生に理解できる「十把一絡げ」を使った物語

みずきの家では、ねこを三びき飼っています。茶色のチャチャ、白いユキ、黒いクロです。

みずきは、えさの時間になると、三びき分のえさを大きなお皿にまとめて入れていました。「ねこはみんな同じだから、これでいいよね。」

ところが、ある日、お母さんが気づきました。「最近、ユキがやせてきたみたい。」よく見ていると、食いしんぼうのチャチャが、ユキの分まで食べてしまっていたのです。

みずきは、自分のやり方をふり返りました。三びきを十把一絡げにあつかって、一ぴき一ぴきのことをちゃんと見ていなかったのです。ユキは、のんびり食べるねこでした。

みずきは、お皿を三つに分けることにしました。ユキには静かな場所でゆっくり食べさせ、クロは少しずつ何回かに分けてあげることにしました。三びきとも、食べ方がちがっていたのです。

しばらくすると、ユキはまた元気になりました。

みずきは思いました。ねこも人も、一人一人ちがう。ひとまとめにしないで、それぞれをよく見ることが大切なのだと。

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