謹厳実直(きんげんじっちょく)

「謹厳実直」の意味

とてもまじめで、つつしみ深く、正直でうそのない様子。

「謹厳実直」の使い方

図書館の館長さんは謹厳実直な人で、どんなに小さな約束も必ず守る。

小学生に理解できる「謹厳実直」を使った物語

しゅんの家の近くに、小さな時計屋さんがあります。お店のおじいさんは、無口で、いつもきちんとしたシャツを着ています。

ある日、しゅんは、こわれた目覚まし時計を直してもらいにお店に行きました。おじいさんは時計をていねいに調べて言いました。「直すのに一週間かかる。来週の土曜日に取りに来なさい。」

約束の土曜日、しゅんがお店に行くと、時計はきちんと直っていました。おじいさんは、修理した部分を一つずつ説明してくれました。そして、代金は最初に聞いていた金額よりも安くなっていました。

「部品を取りかえなくても直ったから、そのぶん安くしたんだ。」おじいさんは当たり前のように言いました。しゅんは、そんなに正直な人がいるのかとおどろきました。

家に帰ってお父さんに話すと、お父さんは言いました。「あのおじいさんは謹厳実直な人だよ。だから町の人はみんな、大事な時計をあそこにあずけるんだ。」

しゅんは、直った目覚まし時計をまくらもとに置きました。チクタクという音を聞きながら、自分もいつか、まわりの人から信頼される人になりたいと思いました。

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