ある晴れた日のこと、少年は宿題をするために机に向かっていました。彼は大好きな算数の問題に取り組んでいると、外から楽しそうな声が聞こえてきました。それは友達が遊んでいる声でした。最初は耳を傾けることなく、集中して問題を解こうとしましたが、声が大きくなるにつれて、徐々に心がそちらに向かってしまいました。
そのうち、少年は「どうしてあんなに楽しそうなのだろう?私も遊びたいな」と考え始めました。すると、算数の問題がまったく頭に入ってこなくなりました。彼は頑張って集中しようとしましたが、友達の声や楽しそうな笑い声が次々と心の中に入り込み、頭の中がざわざわと気が散ってしまったのです。
このように、何かに集中しているときに周りの声や動きが気になることはよくあります。少年は気が散ることで、宿題が終わらないまま、時間が過ぎてしまいました。結局、遊びに行くことに決めましたが、心の中では、宿題を終わらせるためには集中することが大切だと感じていました。
その日、少年は友達と遊びながらも、宿題のことを思い出しました。遊びが終わったら、もう一度机に向かい、今度は最後まで集中することを心に誓いました。気が散ることは誰にでもあるけれど、やるべきことをしっかりと終わらせるためには、心を一つのことに向けることが大切だということを学んだのです。