揚げ足を取る(あげあしをとる)

「揚げ足を取る」の意味

人の言いまちがいや言葉じりをとらえて、責めたりからかったりすること。

「揚げ足を取る」の使い方

ちょっと言いまちがえただけなのに、兄はすぐに揚げ足を取ってからかう。

小学生に理解できる「揚げ足を取る」を使った物語

ミナミは、友だちの話にすぐ口をはさむくせがありました。だれかが「昨日、ケーキを三個食べたんだ」と言えば、「三個って、さっきは二個って言ってたよ」とすかさず言い返します。本人は、まちがいを見つけるのが得意なだけだと思っていました。

ある日の学級会で、ミナミが発表する番になりました。少しきんちょうしていたミナミは、「全員で協力して、きょうりょく…いえ、教室をきれいにしましょう」と言葉につまってしまいました。

すると、後ろの席から「今、きょうりょくを二回言ったよね」という声がして、何人かがくすくす笑いました。ミナミは顔が熱くなり、言いたかったことがわからなくなってしまいました。

家に帰ってから、ミナミはその日のことを思い出していました。言いまちがいをつつかれると、こんなにいやな気持ちになるのか。そして、自分もいつも同じことをしていたと気がつきました。

「わたし、友だちの揚げ足を取ってばかりいたんだ」ミナミは、つぶやきました。相手が本当に伝えたいことを聞かずに、小さなまちがいばかり見ていたのです。

次の日から、ミナミは友だちの話を最後まで聞くことにしました。言いまちがいに気づいても、まず「それで、どうなったの?」と話の続きを聞きます。すると、前よりも友だちとの話がずっと楽しくなりました。

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