身を粉にする(みをこにする)

「身を粉にする」の意味

苦労をいとわず、一生懸命に働くこと。

「身を粉にする」の使い方

祖父母は身を粉にして働き、この店を守ってきたそうだ。

小学生に理解できる「身を粉にする」を使った物語

ハルトのお母さんは、町の病院で看護師として働いています。朝早く家を出て、夜おそくに帰ってくることもよくあります。

冬になり、町でかぜがはやり始めると、病院には毎日たくさんの患者さんが来るようになりました。お母さんは休みの日も病院に出かけていき、帰ってくるとソファでそのままねむってしまうこともありました。

ある夜、ハルトはお父さんに聞きました。「お母さん、どうしてあんなにがんばれるの?」。お父さんは答えました。「病院で待っている人のために、身を粉にして働いているんだよ」

ハルトは、自分にも何かできないかと考えました。そこで、お母さんが帰ってくる前に、お風呂をわかし、洗たく物をたたんでおくことにしました。

その夜、帰ってきたお母さんは、たたまれた洗たく物を見て、目を丸くしました。「ハルトがやってくれたの? ありがとう。つかれがふっとんだよ」

かぜの流行が落ち着いたころ、お母さんはひさしぶりに家族で出かける時間を作ってくれました。ハルトは、身を粉にして働くお母さんを、これからも家で支えようと思いました。

「身を粉にする」の例文

  • 大雪の朝は、除雪車の運転手さんたちが身を粉にして道路の雪をどけてくれるので、町の人は安心して出かけられる。
  • 「身を粉にして働くのもいいけれど、たまには休んでね」と、母は夜おそくまで仕事をする父にお茶を出した。
  • おばは、地域の子どもたちのための小さな図書室を作ろうと、身を粉にして本を集めて回った。

「身を粉にする」の類語

「身を粉にする」の由来

自分の体が粉になるほど、ということにたとえた言い方です。

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