青は藍より出でて藍より青し
(あおはあいよりいでてあいよりあおし)

「青は藍より出でて藍より青し」の意味

教えを受けた人が、教えた人よりもすぐれるようになることのたとえ。

「青は藍より出でて藍より青し」の使い方

ぼくが将棋を教えた妹が、今ではぼくより強い。青は藍より出でて藍より青しだ。

小学生に理解できる「青は藍より出でて藍より青し」を使った物語

ハルナは、二年生のときから、近所の書道教室に通っています。先生は、町でも有名な書道家の山口先生です。

はじめのころ、ハルナの字はふにゃふにゃで、先生に何度も手をそえて教えてもらいました。それでもハルナは、毎週休まずに教室に通い、家でも練習を続けました。

六年生になった年、ハルナは県の書道コンクールに作品を出しました。そして、なんと最優秀賞に選ばれたのです。山口先生が子どものころにもらったのは、優秀賞だったそうです。

表彰式のあと、山口先生はハルナの作品をじっと見て言いました。「青は藍より出でて藍より青し、だね。わたしが教えた生徒が、わたしをこえるなんて、こんなにうれしいことはないよ」

ハルナは「先生が、ずっと教えてくれたからです」と頭を下げました。先生は笑って、「これからは、わたしもハルナちゃんに負けないように練習しないとね」と言いました。

その日の帰り道、お母さんが言いました。「青は藍より出でて藍より青しって、先生が言ってくれるなんて、すてきだね」。ハルナは、これからも先生といっしょに字を書き続けたいと思いました。

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