河童の川流れ
(かっぱのかわながれ)

「河童の川流れ」の意味

名人でも、時には失敗することのたとえ。

「河童の川流れ」の使い方

算数が得意な彼が、簡単な足し算をまちがえた。河童の川流れだ。

小学生に理解できる「河童の川流れ」を使った物語

ケイタのおじさんは、町の料理教室の先生をしています。とくにオムレツ作りが得意で、テレビの料理番組に出たこともあります。

お正月、親せきがおじいちゃんの家に集まったとき、おじさんがみんなにオムレツを作ってくれることになりました。ケイタは、おじさんの手さばきを見ようと、台所の前で待っていました。

おじさんは、なれた手つきで卵をとき、フライパンに流しこみました。ところが、くるりとひっくり返そうとしたとき、オムレツはフライパンのはしに引っかかって、ぐしゃりとくずれてしまいました。

台所が一しゅんしんとなりました。すると、おばあちゃんが笑って言いました。「あらあら、河童の川流れね。名人でも、こういうことがあるのよ」

おじさんは頭をかきながら、「みんなが見ていたから、きんちょうしちゃったよ」と笑いました。そして、もう一度作り直すと、今度はふわふわのきれいなオムレツができあがりました。

ケイタは、おじさんでも失敗することがあると知って、少しほっとしました。次の日、ケイタがはじめて作ったオムレツはくずれてしまいましたが、「河童の川流れだよ」とおじさんに言われ、二人で大笑いしました。

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