弘法筆を選ばず
(こうぼうふでをえらばず)

「弘法筆を選ばず」の意味

名人は、道具のよしあしに関係なく、よい仕事をするということ。

「弘法筆を選ばず」の使い方

弘法筆を選ばずで、兄は安いラケットでも試合に勝ってしまう。

小学生に理解できる「弘法筆を選ばず」を使った物語

六年生のハヤトのクラスに、料理が得意なアキラがいます。アキラのお父さんはレストランのシェフで、アキラも家でよく料理を手伝っています。

ある日、クラスで林間学校の夕ごはん作りがありました。キャンプ場の台所には、古いなべと、少し切れにくい包丁しかありませんでした。

みんなが「この包丁、ぜんぜん切れないよ」と困っている中、アキラは落ち着いて、包丁の使い方を工夫しながら、野菜を手早く切っていきました。なべの火の強さも、こまかく調整しています。

できあがったカレーは、とてもおいしくできました。先生は一口食べて、「弘法筆を選ばず、だね。道具がよくなくても、アキラくんはちゃんとおいしく作れるんだ」と感心しました。

ハヤトが「どうしてあんなに上手に切れるの?」と聞くと、アキラは「家でもいろんな包丁を使っているからかな。切れにくいときは、力じゃなくて、包丁を前後に動かすといいんだよ」と教えてくれました。

ハヤトは、道具のせいにする前に、使い方を工夫することが大事なんだと思いました。家に帰ってから、ハヤトはアキラに教わったやり方で、お母さんの料理を手伝ってみました。

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