ある日、小さな森の中に、一匹のウサギが住んでいました。彼はとても臆病で、いつも周りの様子を気にしていました。ウサギは隠れるのが得意で、木の陰にすっぽり隠れることができるのです。でも、実は彼のしっぽはいつも外に出てしまっていました。
ある日、大きなクマが森にやってきました。ウサギは大急ぎで木の陰に隠れました。しかし、しっぽが見えていることに気づかず、「これで大丈夫、誰にも見つからない」と思い込んでいました。クマはそのしっぽを見て、「あれ、なんだろう?」と近づいてきました。
ウサギはドキドキしました。「早く逃げなきゃ!」と思い、しっぽを引っ込めようとしましたが、あまりに自分の頭が隠れていることに満足してしまって、全体を見られていることを忘れてしまっていたのです。結局、クマに見つかってしまい、ウサギは急いで逃げました。
この話から学べることは、何かを隠そうとしても部分的にしか隠せないことがあるということです。ウサギは自分の頭だけを隠して、しっぽが見えていることに気づいていなかったのです。だから、何かを隠すときは、全体をしっかり考えないといけませんね。