嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は
いかに久しき ものとかは知る
( 右大将道綱母:うだいしょうみちつなのはは )

よみかた

なげきつつ ひとりねるよの あくるまは いかにひさしき ものとかはしる

歌の意味

あなたが来ないことを嘆きながら、独りで寝る夜が明けるまでの時間がどれほど長いものか、あなたはご存知でしょうか。

きっとご存知ないでしょうね。

詩の背景

夫の訪れを待ちわびる孤独な夜の長さと、逢えない悔しさを訴えています。

相手に直接ぶつけるのではなく、菊の花に託して贈ることで、大人の女性の矜持と切ない心情を表現しています。

「右大将道綱母:うだいしょうみちつなのはは」は何をした人?

右大将道綱母(936年〜995年)は藤原兼家の第二夫人となり道綱を生みました。

結婚生活を書いた「蜻蛉日記」の作者です。

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