嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は
龍田の川の 錦なりけり
( 能因法師:のういんほうし )

よみかた

あらしふく みむろのやまの もみぢ(じ)ばは たつたのかは(わ)の にしきなりけり

歌の意味

三室山から嵐が吹き飛ばした紅葉が、龍田川の流れを覆い尽くし、川面がまるで美しい錦の織物のようになっていることだ。

詩の背景

現実には離れている三室山の紅葉と龍田川の清流を想像力によって見事に結びつけ、秋の自然が織りなす圧倒的な色彩美とダイナミックな景観を鮮やかに表現しています。

「能因法師:のういんほうし」は何をした人?

能因法師(988年〜1050年頃)。

至る所を旅しながら歌を詠み、歌枕をまとめた。

慣用句 学習用問題